2022秋アニメ人気ランキング【覇権版】おすすめ今期新作&続編作を作品別で一挙紹介！

ガールズバンド系の代表作「けいおん」に次ぐ作品として注目されているのが「ぼっち・ざ・ろっく！」とのこと。

基本的にあまりガールズバンド系アニメは見ない方なのですが、「ぼっち・ざ・ろっく！」は普通に面白い作品だと思いました。同じくバンド系はちょっと…という方にも是非一度見て頂きたいアニメの一つであります。

バンド系苦手だという方・・・分かります。たまに声優がメインでアニメがおまけかよ！みたいな現象があるということを。ご安心ください。「ぼっち・ざ・ろっく」こと「ぼざろ」はその辺りのバランスは取れています。

「ぼざろ」はキラキラ青春バンドライフ！という作品ではなく、ネット社会…そしてリアルでは積極的な人付き合いを意識しなければ簡単に孤立できてしまう現代っぽさが反映されていて、主人公後藤ひとりちゃんの陰キャっぷりがかなりいい味を出しています。

実は動画投稿サイトでかなり人気な人物でプロ級のギターの腕前を持ちながらも、陰キャでぼっちな生活をこじらせ過ぎたせいで人前ではさっぱり本領を発揮できないという残念なところも今っぽくて良いです。この先その才能を開花させる舞台がくると思うと・・・胸熱っ！！

作画も超絶美麗というわけではありませんが、構図の取り方や演出のセンスが抜群！
人気があるのも納得なアニメとなっております。おすすめ！

バトルロワイヤル要素を盛り込んだ異色のサッカー漫画「ブルーロック」がついにアニメ化！

原作はかつて「神さまの言うとおり」というデスゲーム系漫画を執筆していた金城先生ということで生き残りを賭けた緊張感ある駆け引きの表現は秀逸！それをサッカー漫画にしてしまおうという発想がすごいです…。

みんなで力を合わせて！チームワークこそ大切なのさ！という今までの王道路線をかなぐり捨てて、もういっそ全員フォワードにして３００人集めて最後の一人になるまでお題を与えて戦わせちまおうぜ！という予想のつかない展開にサッカー好きでは無い層も取り込みかなりの人気となっている作品です。

また、キャラも各々個性が光り魅力的！漫画の作画をアニメでどう表現するかが懸念されていましたが、かなり迫力のある演出でアニメ化も大成功と言えるでしょう！おすすめ！

なろう系の中でもかなりの人気となっていた「陰の実力者になりたくて！」のアニメ化！

なろう系のアニメ化と言えば、作画はそんなに力を入れなくて新規視聴勢は置いてけぼりのストーリーカットなんてパターンもあったりしますが、本作「陰の実力者になりたくて！」はかなり気合いを入れて制作されています。

作画も相当に良く、登場キャラも魅力的！音響などもいい感じでクオリティの高いアニメといえます。

となると問題は内容となってくるのですが・・・

いわゆる「あれ？俺なんかやっちゃいました？」系とは若干毛色が違う作風でして、基本他を圧倒する程の力を有する主人公なのですが、ここで「表では実力を隠してモブ徹し、裏で全てを牛耳る実力者になりたい設定」が活きてきて表立っては全然活躍しません。むしろモブになるべく全力で実力を隠蔽します。たまに実力漏れ出してました。そして裏でコソコソ強盗を皆５６４にしたりしています。陰キャです。陰キャの実力者です。

そんな感じでいわばダークヒーロー？的な立ち位置を目指している結構痛い主人公なのですが、周囲も…そしてストーリー進行もかなり大真面目に進んでいきまして誰もツッコミを入れてくれません。

そう、ツッコミ担当は視聴者側に設定されている作品なんです。そのくせ作画などのクオリティが高く作り込まれている分タチが悪いといいますか(むしろそれが良いんですが)とんでもなく絶妙なバランスで仕上がっていてクセになるかなり面白いアニメとなっています。

なろう？テンプレ見飽きたわ！という方もテンプレとは一風変わった「陰の実力者になりたくて！」は楽しめること間違いなしなアニメです！おすすめ！

ガンダムシリーズ最新作がついに登場！およそ７年ぶりの新作という事で期待値も高く、やはりガンダムシリーズという事もあって人気の高さが伺えます。

しかし、今回の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」はどちらかと言うと古参勢向けというよりは新規勢向けに配慮された作品となっており、（ガンダムってどこから見たらいいか分からないんだよなぁ・・・かといって初代から見るのもちょっと・・・）という方は本作水星の魔女からガンダムシリーズを見始めてみると良いかもしれません。

また海外層も若干した意識したキャラデザ感もあり、シリーズ初の女性主人公となっていることから、謂わゆるポリコレ的なアレな感じとジェンダー超配慮な作風になってしまうのではないかと危惧されていましたが、そちらは制作側が否定しているので問題ないかと思います。

どうも当初は結構ハードなストーリーとなっていたようですが、序盤は新規勢や若者層向けに少しマイルド気味にストーリー構成が変更されたとのこと。いやしかし、１位のアニメの人気を見るとむしろハードな方が好まれるのではないか…と少しばかり思ってしまいますが、中盤〜後半にかけては前半の伏線として色々と展開が変わってきてハード色も強くなっていく模様です！

もちろん古参勢の皆様ももちろん楽しめる内容となっており、評判も上々！そして今までガンダムシリーズを敬遠していた方にも是非見て頂きたい新作です！おすすめ！

国内外での人気、話題性ともに今期の新作枠では頭ひとつ飛び抜けているのがアニメ「チェンソーマン」。今期はこの「チェンソーマン」が覇権といって間違いないでしょう！

グロシーンも多め、主人公が性欲の悪魔状態になっていることもしばしば有り、万人受けしない作品という一面もありますが、ここまで振り切って攻めているからこその人気というのも頷けます。

作画のクオリティはもとより、”アニメ”としてのレベル高さが日本のみならず海外でも多くの支持を獲得している模様。

その背景には本作のアニメ制作に携わったMAPPAの社運を懸けた意気込みとこの先のアニメ業界が変わるかもしれない挑戦が大きく関わっているようです。

まず、はっきり言ってアニメ化しにくい描写が数多くある藤本タツキ作品のアニメ化ということで表現に対しての厳しさが増す昨今、ここまで攻めた映像化を実現するのはかなりのチャレンジ！

本来ならチェンソーでぶった斬られた断面などは黒塗りで規制！
えっちな表現はカット！カット！カット！

となってしまうのが通例なのですが、MAPPAさんはなんと従来の製作委員会方式ではなく、全て自社で製作費を負担してのアニメ制作を実行するという大決断により「チェンソーマン」のアニメ化が実現しました。
（※製作委員会方式とはアニメを制作するにあたり、複数の企業からの出資により、製作費の資金を調達してもらうこと。そのお陰で世に多くのアニメが生み出されているのですが、その反面多数の企業がスポンサーとなるためアニメ化に際しストーリーや表現に影響が出る場合も）

はっきり言って今回のチェンソーマンのアニメ化が大コケしたら製作費自己出資のMAPPAさんは相当な痛手を負うこととなります。つまり社運を懸けた大プロジェクトである為、相当な気合いが入っています。

そしてもし大成功を収める事ができたのであれば、製作委員会方式でないとアニメ制作会社はやっていけないという今までの常識を覆すこととなり、この先のアニメ業界が変わっていくのでは？という声もチラホラ。

アニメ好きの中では製作委員会方式について数多く議論されてきましたが、ここにきてついに先陣をきることになったのがMAPPAさん。これは応援しなくては！という方も多いのではないかと思います。

「出た出た、そうやって作品の話じゃなくて制作会社の話持ち出すやつ・・・。」と言われたら終わりなのですが…きもくてすみません。兎にも角にも見て頂きたい作品です。

「いやいやいや、そうやって意識高過ぎて原作無視して失敗するパターンもありますがな！」と感じでいる方もいらっしゃるかと思いますが、今回のチェンソーマンのアニメ化にあたっては「キャラクターデザインやキャスティング、絵コンテのチェックから映像表現に至るまで逐一藤本から意見をもらうようにしている」とのことなのでご安心を！

長々としてしまいたが、新規枠での１位は「チェンソーマン」とさせて頂きました。

意外と早く第２期がスタートした宇崎ちゃんの第2期！

1期ではコメディメインでしたが、２期ではラブな面が少しずつ顔を出し始め…さらにはキャラが濃過ぎる宇崎ファミリーの面々が登場してきて色々と忙しい2期に仕上がっています。

ちょっと絡みがうざいですが、SUGOI DEKAIうえに料理上手で何気に女子力が高い宇崎ちゃんと

顔は怖めだけれど実は紳士的で優しくて元スポーツマンでマッチョでナニがでかいらしい桜井との恋愛模様を描いている本作なのですが、個人的には非常に見やすい作品でした！

まぁお色気というかラッキースケベ的な展開はたまにありますが全振りもなく、可愛いキャラごり押しというわけでもなくドロドロした恋愛模様というわけでもなく、先輩の桜井くんがひらすらスケベなわけでもなくむしろ真面目で…なんといいますか明るい恋愛模様を楽しめるラブコメ作品となっています。

なぜか2期から解説が入るようになったり、後半若干作画が怪しいような気もしましたが、まぁ問題無しとしておきましょう！笑

宇崎ちゃんと桜井たちを中心のストーリーだけだと2期まで進むとちょっとマンネリ気味・・・というタイミングでちょうど新キャラ目白押しでGOOD！

さらに有耶無耶だった二人の関係もお互いがお互いの気持ちに気づき始めたことにより「この二人いつになったら引っ付くんやー！」という惹きもあって2期も普通に楽しめると思います。1期もおすすめ！

あのオサレの代表BLEACHさんが最高にオサレになって帰ってきたっ！！
今期2022秋アニメの続編作品枠でもかなり好評だったのが「BLEACH 千年血戦篇」です。

さらに今期だけではなく分割４クールで最後までこのクオリティでBLEACHが見れるということで原作ファン待望の展開となりました。ちなみに分割４クールとはいくつか放送時期が分割されての放送のこと。春→夏→秋→冬と休むことなく続シーズンが放送されるのではなく、例えば春→秋→夏といった感じで飛び飛びになります。最近でいうとSPY×FAMILYがこのパターン化です。（これはまぁ…制作に時間がかかるものなので仕方ないですね^^;）

さて・・・ここから少し愚痴っぽくなります。

BLEACH頃の世代の週刊少年ジャンプのアニメ化は…はっきり言って低予算でクオリティ低めで作られていました。もうね、アニメの作画の予算削っても原作ファン多いんだから見るだろ？的なね。そこで利幅増やしてグッズ販売とゲーム化（）してもっと儲けたろ！的なね。本当にそういった思惑があったかは不明ですが、個人的にはジャンプ作品のアニメ化はガッカリするから見ない！原作読む！と心に決めちゃうくらいでした。

BLEACHはAbemaTVさんで作業の傍ら視聴はしていたのですが…
アニオリ多め（連載中のアニメ化ということで連載に追いついちゃうので仕方ない）なんか皆全体的に浅黒い肌色とかちょっと色々と思う事があって視聴を断念してしまったBLEACHなのですが、心の中でずっと思っていたことがあります。

「原作のオサレさを表現できるレベルのクオリティだったらアニメ絶対面白いのに・・・」と。

そして今期それが実現っ！鬼滅の刃の圧倒的ヒットのお陰か、集英社さんもアニメ制作に力を入れる方向に舵取りをしてくれたお陰でBLEACHも見事な出来栄えとなっています！なんか文句ばかり言ってすみません。普通に面白いです。今までBLEACHを見てなかった友人もハマっているそうです笑

個人的にも激推しなのがこの「モブサイコ１００」です！
原作は「ワンパンマン」でお馴染みのONE先生による作品で、ちょっとややこしいですが「マンガワン」にて連載されていた作品です。（ONE先生と名前が同じですが同じ名前の漫画アプリというだけです)

漫画アプリでの連載ということで知名度はあまり高い方ではないのですが、原作漫画も非常に面白く全１６巻ということで読みやすい作品となっています。（マンガワンは隠れた名作がそこそこあったりします。ヘルクとかおすすめです。）

いやでも…作画があんまし好みじゃなくて…というパターンが結構多いようなのですが、アニメ制作にあたっているのは、あのボンズ(BONES)さんでしてアニメとしてのクオリティが非常に高い作品で海外でもかなりの人気があるアニメです。

中でもモブサイコの戦闘シーンは構図の取り方、演出ともにかなりの完成度で映像化されており、モブサイコの良さを100％…いや120％引き出していると言っても過言ではありません。

ストーリーも3期は完結編となっていることもあり、かなり感動できる内容となっているのでおすすめです。作画がちょっと苦手で・・・という声を聞いたりしますが、見て頂ければ「この作画だからこそ良いんだ！」とご納得頂けることでしょう！

ただ一つ・・・残念な点を申し上げるのであれば「モブサイコ100Ⅲ」の動画配信がAmazonプライム独占となっているところです。

確かにビックタイトルを独占すれば会員数が増えるというのは間違いないのですが、その結果、独占配信タイトルが各動画配信サービスに散らばってしまって、いくつものサブスクに登録しなくてはならないという羽目に…。

モブサイコ100Ⅲ自体の評価は非常に高いのですが、アニメの品揃えにはあまり特化していない(全体の品揃えのバランスは◎)アマプラさんの独占配信ということで話題性では少しマイナス要素でした。しかし、作品自体のおすすめ度は高いので今回２位とさせて頂きました！

2022春アニメにて１クール放送後、人気爆発となったSPY×FAMILYの２クール目が今期秋アニメの続編枠でも覇権となっている模様です。

SPY×FAMILYはずばり、視聴者層の広さと母数が多く、小学生から大人まで性別や年齢を問わずに支持を集めている点が強いと言えます。

スパイ・殺し屋・超能力者と表現の仕方次第ではグロくて暗いストーリーになり得たかもしれませんが、SPY×FAMILYでは明るくポップな作品に仕上がっていることから非常に見やすい作品であり、過度なお色気シーンなども今のところ見受けられないので安心して視聴できる・視聴させることができるアニメなのではないでしょうか？

そう考えると、今期新作アニメ枠の覇権である「チェンソーマン」とは真逆の立ち位置となっているアニメというのが感慨深いです笑（向こうは何でも有りです）

そしてSPY×FAMILYの顔、アーニャ人気が相当なものでありグッズもコスプレも相当な売れ行きのようです！もうアレです。おじさんもアーニャになっちゃってます。恐ろしい時代です。

また、今回はアニメ制作ではWIT STUDIOとCloverWorksがタッグを組んで制作にあたっているという点も注目要素です。どうも奇数話数をWIT STUDIO、偶数話数をCloverWorksに分けて制作を行なっていて、背景美術も両スタジオの社内美術部門がそれぞれの回で担当する体制となっているとのことで、２クールの長期放送によるスタッフの負担や作画崩壊等の問題が起こらないようにプロジェクトが組まれていたそうです。裏方も実は超豪華だったりします。

その結果、原作ファンも納得の仕上がりのクオリティに仕上がっており、アニメ人気の相乗効果で原作も絶好調！２クール目では個人的にも登場を待ち侘びていたキャラの登場もあり、今後もさらに面白くなっていくこと間違いなし！約束された神アニメとして今後も人気を博していくことでしょう！

早くも2期が楽しみとなってくるアニメです！未視聴の方はぜひっ！

今期のお色気枠筆頭アニメ「不徳のギルド」。

最近は地上波よりもネット配信の方向にシフトしているからか、お色気枠も攻めた作品が多くなってきているような・・・もうアウトなら規制解除を動画配信サービスで見て貰えばいっか！くらいの思い切りの良さがあります笑

さてこの、不徳ギルドなのですが

dアニメストアにて配信の「ちょっ不徳な配信Ver.」
AT-Xにて配信の「すごく不徳なAT-XVer.」
円盤にて見れる「完全に不徳なディレクターズカットVer.」

の三段階の規制解除があります。

地上波では自主規制スタンプと声の規制まであるので、スタンプは小さく、声も大体解除されている「ちょっと不徳な配信Ver.」辺りがコスパ的にもちょうどいいかなと思います。

各話サービス満点！原作漫画もオンライン版ではがっつり黒塗りされてしまうほどの作品なのでまぁ…そういうことです。

規制解除関係に関しては⬇︎の別記事にて紹介しておりますので気になる方は宜しければご覧くださいませ。

今期のショートお色気枠である「ハーレムきゃんぷっ！」

主人公がソロキャンプをしているところにロクに装備を整えずにキャンプを決行して困っている美女集団と出会い、自身のテントで泊まることに・・・ほどよく酔っていた主人公は少女にイタズラというより…がっつり揉み…いえ、とにかく色々なアレなハプニングがあったいうストーリーがちょいと炎上していたようですが、放送休止という事態は避けられた模様。

規制有りといえども攻め過ぎると地上波放送は・・・といっても地上波ではほぼ作品紹介レベルとなっており、本編は制作会社が運営しているAnimeFestaという動画配信サービスにて！といった感じになっているように思います。（…うーん、商売上手。)

いわゆる「地上波じゃ見せられないよ！」的なシーンは規制で修正かほぼカット！
ショート枠ということでお色気シーンが詰め込まれているので余計なシーンはいらんねん！という方向け。まとめて見ると楽しめる作品です。

プレミアム版はカットされていたシーンも追加されているので、その点を踏まえれば過激度は今期トップと言える作品でしょう。