【閲覧注意?】耳をすませば都市伝説まとめ!原作裏設定や呪いと呼ばれる恐怖の耳すま症候群とは⁉︎

耳すま都市伝説

いつの頃からかこのような噂が広まっていったのか・・・?
時期こそは定かではありませんがありませんが、今となってはネットの中でも定番の噂の一つとなっているのが・・・・

ジブリ作品の都市伝説

となりのトトロを筆頭に魔女の宅急便などジブリ作品には数々の都市伝説がネット上に溢れていますが、今回はそのジブリ作品の中で「耳をすませば」都市伝説についてご紹介していきたいと思います。

【閲覧注意?】「耳をすませば」ジブリ都市伝説まとめ!



青春ラブストーリーの王道!甘酸っぱさ全開の「耳をすませば」なのですが「耳をすませば 都市伝説」で検索をしてみると・・・

耳をすませば都市伝説検索

「閲覧注意」「やばい」「呪い」など何やら物騒なキーワードが並んでいます。

え?耳をすませばって、某天空の城で滅びの呪文を唱えるわけでもないし、とうもころしをお母さんに届けるために迷子になってとんでもなくデカい謎の生物と共に猫のような物体の体内へと乗り込むわけでもないし、両親が何が入っているかもいつ作ったかも分からない人様の食べ物を勝手に食い散らかしたせいで名前を奪われて2頭身の婆さんの元で丁稚奉公させられるわけでもないのに・・・どこにホラー要素が?とお思いの方も多いかと思います。

「耳をすませば」には一体どのような都市伝説が・・・

都市伝説その1:耳をすませばを見ると破局するから閲覧注意だった⁉︎

耳をすませばを見ると破局するカップルが増加する

どうもそんな噂が囁かれているそうなのです。
別れたくないなら耳をすませばを見ない方がいい・・・という事から閲覧注意となってしまったという「なんでやっ!」と思わずツッコミたくなるような都市伝説。

理由としては聖司くんはイケメンな上、ヴァイオリン職人になるという夢を持った青年であり、演奏も上手。さらには一途に雫を愛するナイスガイであることから

・自分もこんな素敵な相手と恋をしたい
・隣を見るとぐーたらな彼氏の姿があって何か幻滅した
・耳をすませばを見ると今の相手とは妥協して付き合ってるんじゃないかと自問自答してしまう

などなど、現実に隣にいるパートナーと耳をすませばの甘酸っぱい青春ラブストーリーとのギャップに打ちひしがれてしまうというもののようなのですが・・・


いやいや、そんな事いったらラブストーリー系の作品見たら皆別れてしまうじゃん!という話になってしますのでこの都市伝説は・・・ちょっと微妙かも。

「ねぇねぇ知ってた?◯◯公園にあるボートにカップル同士で乗ると別れちゃうらしいよ?」みたいなノリの噂のようですね。

また、閲覧注意に関しては他のアニメ作品の都市伝説ネタには結構ホラーな噂があったりするので、その派生で「ひょっとして耳をすませばでも怖い噂や都市伝説があったりするのでは?」という意図から検索された結果、閲覧注意というキーワードが頻出し定着してしまったという流れのようです。

あとはネタバレ要素もあるから注意してね!→閲覧注意ね!→え?閲覧注意?なになに?それ怖いやつ?という感じで「耳をすませばにも怖い都市伝説があるのは?」という深堀りから展開されているみたいです。

都市伝説その2:恐怖‼︎聖司は雫のストーカーだった!?

さて、皆さまは”ただしイケメンに限る”という言葉をご存知でしょうか?
そうです。イケメンだから許されるという例のアレです。

もし聖司がブサメンだったら?語尾に「…デュフフ」が入るようなヤツだとしたらどうしますか?そうです。聖司は爽やか系イケメンであるというフィルターを外して彼のやっている数々の所業を見れば完全にストーカーじゃあないか!という意見もあるのです。

例えば耳をすませばの名シーンの一つだってちょっと語尾を付け足すだけでも「やな奴!」どころかヤバい奴になってしまうのです。

「ほらよ、月島雫。…ニチャァ」

「…名前、どうして?」

「さて、どうしてでしょう?…ニヤニヤ」


「…図書カード?」

「お前さ、コンクリートロードはやめたほうがいいと思うよ?デュフフ」

そうなんです。聖司は雫が読みそうな書籍を徹底リサーチした挙句、先んじて借りることにより図書カードにマーキング。さらには雫を待ち伏せてて「お前をいつも監視している」と言わんばかりの言動を繰り返す人物。さらには祖父やその友人をも巻き込み外堀を埋め、最終的には雫の自宅へとリア凸。なぜお前は雫の住所知っていた?と誰しもが思うことでしょう。

そして「隣の席にも座ったことあるんだぜ?」という台詞はもう恐怖そのものでしかありません。なぜ誇らしげに語れるのか。リアルでまだあまり面識のない異性に同じ台詞を言えばもう完璧にドン引きさせることが可能でしょう。それほどの破壊力を有しています。

彼の言動を見れば分かります。偶然を装っているものの、その裏には緻密に練られた計画があったことは間違いありません。そう…思えばイタリアに修行に行くという話も出来すぎている。まるで結婚詐欺師のようなムーブをしているじゃあないか!怪しい・・・怪しすぎるぞ天沢聖司っっ!!

・・・とまぁ、確かに視点を変えてみれば怪しさ満載な人物ではあるわけなのですが。

それを言ったらもうストーリー成り立たねぇよ!というお話になってしまいます。

ま、ぶっちゃけこれリアルでやったらヤバいよね。というネタから都市伝説扱いされているのでしょう。ちょっと聖司くんには申し訳ないですが、こういった視点で耳をすませばを見るのも面白そうではありますね笑

都市伝説その3:都市伝説その2の結果、某協会からクレームがきた

聖司くんの図書カードを駆使してのきっかけ作り・・・

「・・・閃いた!」

という方はちょっと落ち着いてください。その手段はもう使えません。
「耳をすませば」が劇場公開されていた頃から図書カードなるものは使われなくなっています。

その理由はもちろん、個人情報保護のためです。
そう、この都市伝説は事実で日本図書協会から実際にクレームが来ていたという出来事あり、通称「耳をすませば事件」(耳すま事件)と呼ばれていたりもします。

利用者の本の履歴や氏名が第三者から簡単に分かるようなずさんな管理をしているのか図書館では!というイメージを持たれては堪らないということからクレームに至ったようですが、ストーリー上どうしても外すことはできない描写であるためDVDでの視聴の際には注意書きのテロップが表示されるようになっているようです。

まぁ…仮に現在でもこの手法ができたとしても、相手が読む本の好みを分析して先回りして借りて名前を残すなんて芸当は聖司くん以外にできそうにはありませんが・・・。

都市伝説その4:聖司くんは口説きの達人⁉︎雫を洗脳していた?

こちらも都市伝説その2の派生でできあがった都市伝説のようです。

皆さまは気になる相手に印象に残ってもらうためにどのようなことをしますでしょうか?
嫌われたくない。まずこの気持ちが先にきてしまい、当たり障りのないコミュニケーションを取ろうとしていませんでしょうか?

そうなんです。何かイベントなどがあって意気投合して…みたいなキッカケが無い限り、あまり面識の無い相手から普通に話しかけられたとしても”その他大勢”のうちの一人としか認識されないことが多いのです。もちろんお互い一目惚れだとかタイプだったとかは別かもしれまsねんが。

ここでおさらいしてみましょう。聖司くんは一番初めに雫と接触をもった時にどのように話を投げかけたのかを。

そうです。「コンクリートロードはやめといた方が…」という例のやつです。
つまり嫌味を言ったわけです。

その結果、どうなったでしょうか?
雫は「やな奴!やな奴!やな奴!」と言いながら家に帰ってきてからも聖司くん対しての苛立ちを露わにしています。えぇ、完璧です。完璧につい少し前までは名前くらいしか知らなかった人物が雫の脳内に完全にインプットされた状態になったわけなのです。

その先は、やな奴」というイメージを解除。
するとどうでしょう?初対面のイメージが最悪となった聖司くんが少しポイント稼ぐだけでも大きくイメージが変わってきます。普通の人がちょっと良いことしても評価されないけれど不良がちょっと良いことしたらとても評価されるというアレに似た現象が起こるのです。

そこから秘密の共有。ヴァイオリン職人の夢という他の人からは滅多に聞くことはない夢を打ち明けます。サッカー選手とか中学生頃によく聞くような夢じゃダメなんです。
そしてその夢の時間を聖司くんが演奏。雫が歌という方法で共有します。

”私だけが知っている天沢聖司”と”私たちだけが知っているあの時間”の両セットで攻めています。そこからはもう無駄な小細工は要りません。約束。そして超ド直球な告白

中学3年生の恋愛スキルとは思えません。雫の感情を巧みに揺り動かし、まるで心の隙間に入り込むようにして畳み掛けて完全に惚れさせにかかっています。メンタリストもびっくりな所業です。

そう…これはもう洗脳と言っても過言ではないのではないかと。ここまで用意周到に舞台を用意され、歌舞伎町のホストもびっくりな巧みな口説きテクの嵐・・・聖司くんは口説きの達れあると言わざるを得ません。いやいや、ストーカーじゃないかと思っていたとしても実際にここまでされたら惚れてしまう確率は非常に高いのでは・・・・

という話なのですが…身も蓋もなくマジレスすると、少女漫画雑誌りぼんの中でも屈指の人気作家である柊あおい氏原作からスタジオジブリの宮崎駿氏が脚本。そして”宮崎駿の右腕”とも呼ばれていた近藤喜文が監督に就任。さらにジブリ版「耳をすませば」の構想にはあの押井守氏や庵野秀明氏まで加わっているというのですから、聖司くんがチート状態の恋愛スキルになってしまうのも仕方ないのではないかと。

洗脳・・・はさすがに言い過ぎですが、二人は結ばれるというゴールから導線を張り巡らせて物語の骨格ができているという背景から雫が惚れてしまうルートは映画の尺的にもイベントがそこそこないと成り立たないですし、逆にお互い好きになっていく描写が少ないと「え?どこに惚れる要素あったん!?」ということになりかね無いので…結果、聖司くんが口説きの達人のように見えてしまう視点も確かにあるという感じですね。

個人的にはヴァイオリン職人のくだりだけでも充分惚れてまうやろー!って感じがしましたが笑

【裏設定】原作とジブリ映画版は設定が全然違う?

実は設定が原作とは全然違うと言われている”ジブリ版”「耳をすませば」。
もう原作漫画を読まれている方はご存知かもしれませんが、今回は未読勢に向けて一体どこが違うのか?その裏設定について紹介していきたいと思います。

裏設定その1:聖司は原作ではヴァイオリン職人ではなく画家だった

実は原作での聖司はヴァイオリン職人ではなく、絵描き…つまり画家を夢見る青年という設定です。

なぜここまで設定を変えてしまったのか?というと、画家という設定はアニメだと演出が難しい(絵的に動かし辛い)という点と音楽の要素を入れた方が視聴者側に見るだけではなく耳で聴かせて伝えることもできるのでその辺りを考慮しての設定変更なのではないかと推察されます。

実際、雫が歌い、聖司がヴァイオリンを奏で、それを聞いたおじいさんとその友人たちをも巻き込み一緒に音楽を奏でるシーンは「耳をすませば」の中でも屈指の名シーンとして知られています。

またこのシーンはとんでもない期間と作画枚数で仕上げられていることでも有名です。(半年って・・・)

裏設定その2:原作では雫は中学1年生、ジブリ版では中学3年生

原作漫画版での雫は中学1年生ジブリ版では中学3年生と学年での設定も実は結構違います。

これは…甘酸っぱさはやはり中学1年生よりも中学3年生の方がマシマシ感があると言えるでしょう!そして何より中学3年生といえば「進路」。雫と聖司くんみたいなパターンは相当レアですが、好きな人と離れ離れになってしまうかもしれないというモヤモヤと恋心が入り混じる何ともいえない複雑な時期であったりしますし、あの時だったからこそキラキラと輝く恋心を抱いていた思い出あるという方も多いのではないでしょうか?

あとは…まぁ…ジブリ版オリジナル要素の一つである、聖司くんが「結婚しよう!」と雫にプロポーズをするシーン。中学1年生版の聖司くんが言っていたら、やっぱりちょっと違和感を覚えてしまうかもしれません笑

裏設定その3:雫の姉、汐は原作で高校生で聖司の兄「航司」の彼女という設定だった

まさにお姉さん!といった感じのサバサバした性格で、思春期真っ只中である妹の雫に度々お説教気味に語りかける姉の汐さん。

実は原作ではのんびり屋さんな性格であったり、原作では高校生だけどジブリ版では大学生だったりと、結構大幅に設定変更がされています。また聖司くんにはお兄さんがいて汐さんと交際しているという「え⁉️」となってしまう要素もあるのですが・・・これはまぁ映画の”尺”の面でも原作設定を盛り込むと話がまとまりきらないという問題が大きいのではないかと思います。

あとは裏設定その2で雫の設定が中学1年生から3年生に変更されたことにより、お姉さんも大学生へと変わったという要素もあるのではないかと。

ジブリ版では雫はもうすぐ高校生ということもあり、数年後の自身の姿を投影しつつも大人で自立心溢れる雫にとっては母親以外の一番身近な大人の女性の姿が姉の汐さんであり、背伸びしたい年頃だからこそという思春期の雫の心情を表現しやすい…のんびり屋じゃなくてしっかりとしたお姉さんがいるからこそ雫ってあんな性格なんだなと納得しやすい形にストーリーに当てはめる形でお姉さんの設定は変更されたように感じます。

呪いと呼ばれる恐怖の耳すま症候群とは⁉︎

「耳をすませば」では、まるで呪いだ・・・・と恐れられている”耳すま症候群”と名付けられた精神攻撃があるのだとか。何回も視聴していますが、そのような恐怖映像はこの作品にはなかったような…?と思って調べてみたのですが・・・

噂になっている「耳すま症候群」なる現象は恐怖映像があるわけでも、サブリミナル効果的な人間の意識と潜在意識の狭間に恐ろしい映像を一瞬挟み込んでいた的なものでもなく、素晴らしくよくできた青春ラブストーリーであるからこその弊害であるようなのです。

そう・・・誰しも雫くらいの年頃になれば初恋の一つや二つするもの。
例えその想いを伝えられなかったとしても甘酸っぺぇ経験やひどい失恋の経験、いやむしろ何にも無くてひたすら黒歴史を量産し続けていたなんて場合もあるかもしれません。

しかし、今思い返せば確かにキラキラと輝いて感じる時期もあり、(…あぁ何も知らないあの頃に戻りたい)そんな事だって考えてしまいます。

もし、あの頃あの時選んだ選択肢とは違う選択をしていたら?
もし、あの頃あの時一歩踏み出せなかったことに勇気を出して挑戦していたら?
もし、あの頃あの時好きだったあの人に想いを伝えていたとしたら?

人生は選択肢の連続。その選択の結果の連続の果てには「耳をすませば」のような素敵で胸がときめく恋愛をしていた自分がいたのかもしれない。

それがどうだい?とにかく手堅く生きて食事して寝て起きて…だけの生活。
画面の中の世界はこんなに素敵なのに・・・もうやり直せないんだな・・・

といった感じでまぁ、なんというか映画と現実のギャップに打ちのめされて鬱になっていくという方が存在するようなのです。

そしてそれがいつの間にか総称して「耳すま症候群」という呼ばれるようになり、「耳をすませば」を視聴後もまるで呪いのように・・・ってこれ全然「耳をすませば」は悪くないですからね!笑 むしろ率先して見るくらい好きだからこそのイジりのようなものです。

…管理人も小学1年生の頃からずっとクラスが同じだった幼馴染がいましてね、中学になってもくだらない事を話しながら一緒に二人で学校通ったり帰ったり遊んだりなんかして、それなりに青春フラグがあったんですよね。

相手の方から絡んでくれることが多かったのですが、一緒にいるのが当たり前だったからこそ何かこう…距離を縮め辛くて…いえ、自分に勇気が無かったのでしょう。

お互い別の高校に通うようになってから少しづつ疎遠になっていきましてね…数年経って…ある日、子供を見せにきてくれました。超早く子供できちゃったみたいでね…この時の心境を説明するのは非常に難しい…一体自分はあの時どんな表情を浮かべていたのだろうか?

いつの間にか1年という時が経つのが非常に早く感じるようになり、いつの間にか何だか薄汚れた人間なったように感じて…空いた時間にアニメ見るようになって……

あれ?おかしいな。これが・・・耳すま症候群・・・・