
どうもこんにちは。
今回ご紹介は「炎の体育会TV」の中でも人気コーナーである
ヒロミさんと加藤浩次さんのクレー射撃対決!
毎回お二人の他にもクレー射撃が超上手いゲストも出演することで白熱したバトルを繰り広げれているのですが・・・
どうも今回出場する方はとても華奢な美少女とのこと。
射撃歴25年のヒロミさんと公式大会でも優勝経験ありな加藤浩次さん。そう…やらせなんて事は有り得ないこの対決・・・
そんなガチンコバトルに参戦する現在若手屈指の実力を持つ美少女というのが今回ご紹介する宮阪七海さん。
どうも耳が全然聞こえないにも関わらず
クレー射撃界で“天才”と呼ばれる圧倒的な実力の持ち主であるようなのです。
それではどうぞ!
【 目次 】
宮阪七海(ななみ)のちょいwikiっ!出身高校と大学は?
全力応援!!【ろう者剣士東京2020へ】
現役のろう者剣士(日体大)にして、クレー射撃で東京オリ・パラ出場を目指している宮坂七海さんが、JOCジュニアオリンピックカップで優勝なさいました。
インタビュー記事は以下からhttps://t.co/erUXoKhLoc#剣道 #kendo pic.twitter.com/bnKuBwj3H5
— 【公式】KENDO PARK (@kendopark07) August 18, 2019
名前:宮阪七海(ななみ
生年月日:1997年(22歳)
出身:東京都
生まれつき耳が聞こえない「ろう者」である宮坂七海さん。
聾(ろう)者とは
聾者(ろうしゃ)とは、聴覚障害者の一区分である。ろう者、聾?者(ろうあしゃ)ともいう。
ろう者の意味内容は多義的であるが、主に聾学校卒業者や日本手話使用者、聾社会に所属している人が、自分のこと(自分のアイデンティティ)を「ろう者」と呼称する。音声言語獲得前に失聴した人が多い。また、聴覚障害者という単語には『障害』という言葉が含まれているので、その表現を嫌う人も自分のことを「ろう者」と表すことが多い。手話を堂々と使い、聞こえない自分を肯定している聴覚障害者に、自分を「ろう者」と呼ぶ人が多い。引用:ウィキペディア
「難聴者」を分類すると「軽度難聴者」「中等度難聴者」「高度難聴者」「重度難聴者」「老人性難聴者」となるそうでして、会話や口語ができる方が多いとのこと。
宮坂七海さんは生まれつきのものであるので基本的には手話を中心にコミュニケーションをされる方とのことです。
詳しい解説となるとそれだけで終わってしまうレベルなので・・・
詳しくはコチラをご参照ください⇒https://www.excite.co.jp
宮坂七海さんは難聴やろう者の方が通う高校への進学はせず、
東京都大田区にある日体荏原高校へ進学。
日体荏原高校の指導方針は「決して特別扱いはしない」というとても素晴らしい指導方針をとっている高校で、
タブレットや音声変換アプリなどを活用して他の生徒とは変わらない環境で授業を受けていたそうです。
そして現在は日本体育大学に在籍中。
オリンピック&パラリンピック出場を目指しているとのことです。
宮坂七海は剣道もすご腕?
今回の出演の番組ではクレー射撃選手として出場されている宮坂七海さんですが、実はクレー射撃を始める前は剣道にて名を馳せていた選手でもあります。
宮坂七海さんが剣道に出会ったのは5歳の頃。
経験者である父の影響で東京都大田にある東競武道館に通い始めたことがキッカケです。
もちろん周囲は耳の聞こえる人ばかり。
無音の世界で右も左も分からず、どこに打ち込まれるかすら分からないという恐怖にも屈さずに
身振り手振りで稽古を真似て、ひたすらに“相手を見る”ことに集中したという宮坂七海さん。
指導にあたった豊村東盛氏はこのように語っておりました▼
指導にあたった豊村東盛(とよむらあずもり)氏(=範士八段)は、「こちらのそぶりを見て、何をすべきか察する集中力があった」と言う。
多くのろう者に見られるように、宮坂さんも眼から情報を得る力が、すば抜けて優れている。
宮坂さん本人も、「私は耳が聞こえないので、耳以外の感覚を研ぎ澄まして、物事を捉えている」と言う。
耳以外の感覚を研ぎ澄まして稽古を重ねた宮坂七海さんはメキメキと上達を実力をつけていったそうです。
そして恩師である豊村氏の進めもあり、
特別支援学校ではない普通の高校に通い剣道部へと入学。
先生とは筆談を介して指導を受けるなど自身が耳が聞こえないということは意に介さず他の部員を圧倒するほどの選手へと成長していきます。
その結果、高校2年生で東京都高等学校春季剣道大会で優勝という素晴らしい結果を残し、
大学へと進学しクレー射撃を始めた現在も時間を見つけては東競武道館にて後輩に稽古をつけているそうです。
宮坂七海のクレー射撃の実力とは!?
トラップ種目:宮坂七海選手の動画です。 pic.twitter.com/lj5qllMdwm
— 日本クレー射撃協会 (@jctsa_official) October 10, 2018
2017年からクレー射撃を始めたという宮坂七海さん。
競技歴わずか1年半にも関わらず、
剣道の経験で培った類まれなる集中力でなんと史上最速&最年少でジュニアチャンピョンに輝き、オリンピックを狙えるほどの実力を身に着けておられます。
その優勝した大会というのが2019年度「JOCジュニアオリンピックカップ(クレー射撃)」のトラップ種目。
男女混合の大会とのことなので名実共にジュニア部門のトップに立つ存在です。
現在は日本体育大学とい日本財団などから支援を受けて海外遠征などに赴いたりなど今後の活躍に向け期待と注目が集まる選手となっております。
射撃歴25年のヒロミさんや加藤浩次さんが怪物なんて呼ぶくらいの実力で、しかもまだクレー射撃を始めて2年半という短いキャリアですから今後間違いなく活躍する選手であり、実力も今後さらに飛躍的に伸びていく可能性大の選手です。
宮坂七海のオリンピック出場の可能性は?
トラップ種目、宮坂七海選手。 pic.twitter.com/DD4D3dzaWZ
— 日本クレー射撃協会 (@jctsa_official) October 10, 2018
オリンピック・パラリンピック出場へ期待がかかっているという宮坂七海さん。
ということは2020年の五輪出場も・・・?
と思い調べてみたのですが、
2020年2月8日現在の日本代表内定選手は
ライフル3姿勢:平田しおり
クレー・スキート:石原奈央子
クレー・トラップ:中山由起枝
とされているようです。
クレー射撃の選考基準に関しては
ライフル射撃は2019年のワールドカップ(W杯)4大会で出場枠を得た選手が、19年11月1日時点の世界ランキングで20位以内だった場合はそのまま代表。
アジア選手権(19年11月、ドーハ)などで出場枠を得た場合などは代表選考会で決定。
クレー射撃はW杯4大大会、アジア選手権で出場枠を手にした選手がそのまま代表。
となっており、その他
・ライフル(男女3姿勢以外)最終選考会(2020年3月28日~29日、埼玉・朝霞射撃場)
・五輪テスト大会(2020年4月18日~25日、東京・陸上自衛隊朝霞訓練場)
上記2大会が残っているそうです、
まだ内定者としての名前に宮坂七海さんは載っておりませんが、
是非とも頑張って頂きたいですね!
しかしまだまだお若いのですし、すでに異例の競技歴で実力を身に着けている方ですので今後世界的に活躍する選手となるでしょう!
まとめと感想
今回はクレー射撃で活躍中の宮坂七海さんについてご紹介しました。
音の無い世界・・・正直言って全然想像がつかない世界と言いますか勝手に分かった気になるなという話でもありますが…
単純にカッコいい女性だなと感じました。
管理人も剣道をやっていたのですが、
ハッキリ言って耳が聞こえても超怖いです笑
段持ちの実力者の方なんてもうスターウォーズのライトセーバーかよ!ってレベル超えたスピードで強烈な打ち込みをしてきますし、物凄い威圧感です。
5歳で始めて道場へ赴いた宮坂七海さんはどんな気持ちだったんだろうな…と考えてしまいますが、
色んな人と繋がりを持ちたいという想いがあった宮坂七海さんは自分とは違う世界を見ていたのかなと。
五体満足なのにも関わらず宮坂七海さんほどの行動力やチャレンジ精神がないなぁ…なんて少し恥ずかしくもなってしまうくらいです^^;
今まであまり存じていなかった宮坂七海さんですが、
今回記事を書くにあたって一気にファンになりました!
五輪出場の際は応援しに行くぞーー!